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制作:textscape

2013/03/25

tips013
街路樹

結波市の街路樹は、都市の景観を崩さない品種が使われている。


トックリヤシ

学名 Mascarena lagenicaulis
科・属名 ヤシ科・トックリヤシ属
原生地 マスカリン諸島

「徳利(とっくり)」の名がついている通り、幹の部分に膨らみのあるヤシ科の樹木。最大で18メートルほどの高さに成長する。
暑さに強く、病気にも強い、非常に丈夫な植物で、沖縄県が所在地である結波市の街路樹に適している。
結波市のいたるところで見かけることができるが、主に歩道にそうかたちで植えられていることが多い。


トックリヤシモドキ

学名 Mascarena verschaffeltii
科・属名 ヤシ科・トックリヤシ属
原生地 マスカリン諸島

トックリヤシと非常によく似た、同じヤシ科の樹木。トックリヤシと違い、幹の部分がほとんど膨らまない。最大で10メートルほどの高さに成長し、三月頃から六月にかけて橙色の小さな花を咲かせる。
日差しに強く、日本最南端の高度政令都市に位置する結波市に適している。
結波市では、歩道に沿うかたちで植樹されていることが多い。


ヤエヤマヤシ

学名 Satakentia liukiuensis
科・属名 ヤシ科・ヤエヤマヤシ属
原生地 石垣島、西表島

大きいもので25メートル以上の高さになる樹木で、ヤシ科の樹木としては葉の数が多く、葉長も5メートルほどの長さになる。
石垣島と西表島に自生している固有種で、希少絶滅危惧種に指定されていた植物だが、アクアリウム・ガーデン・プロジェクトにより、結波市の街路樹として使えるまで繁殖させることに成功した。
1号線(ルート1)や2号線(ルート2)などの主要道路の中央分離帯に植えられていることが多い。


ビロウ

学名 Livistona chinensis
科・属名 ヤシ科・ビロウ属
原生地 沖縄県全域

沖縄県に自生するヤシ科の樹木。大きな放射状の葉をつけ、高さは20メートルに達することもある。
沖縄では「クバ」の名で呼ばれ、特徴的な大きな葉は、グバ扇(グバージ)の材料になる。
結波市では、ビーチサイドに植えられていることが多い。


また道路際の植え込みには、ハイビスカスやヤドリフカノキ、オキナワシャリンバイなどが使用され、公園は上記のヤシ科の樹木の他、ガジュマルやソテツが植えられている場合が多い。


──日米都市運営委員会広報部著『結波市案内』より抜粋

作:昌和ロビンソン