2015年。アレイク博士によってアンダーポイントが発見されるまでは、ヴァリエンティアは「能力者」「非能力者」という分け方をされていた。つまり研究者達はアンダーポイントを超能力を持たない者として捉えていたのだ。
しかしアレイク博士は非能力者とされている「目に見えてわかる能力」を持たない者達に対して精密な超能力試験を行った。そして非能力者である彼等に「精密な機器を用いなければわからない能力」があることを発見する。
そして、この極小さな能力に「アンダーポイント」。その能力者を「アンダーポイント能力者」と名付けた。
さらに博士は16種類に及ぶ、アンダーポイントを計測するための試験方法を考案する。これにより各国でアンダーポイント能力者の実態が調査されるようになった。
この時、試行された試験方法は現在もアンダーポイントの測定に使われており、それらは博士の名を取り「アレイク試験」と呼ばれるようになった。
現在、アンダーポイント能力者は0~9までの10段階で能力値を評価されている。それはアレイク試験の数値に由来している(試験では能力者とアンダーポイント能力者を分ける基準として0.999アレイク以下としており、この数値の1/10の位を評価単位としている。ちなみにアンダーポイントという名称もこの数値からきている。アンダーポイント=小数点以下というわけだ)。
こうしてアレイク博士によって発見されたアンダーポイントは、現在の超能力研究において重要な基準となり、その功績は未来永劫語り継がれることだろう。
非能力者と呼ばれていた子供達に注目し、本当に能力を持たないのかと調べてみる。そんな他とは違った着眼点が会社の経営には必要なのだ。続いての章はマネージメントに関する……
──トーマス・レディング著『決定版 あなたの会社を倒産させない12の方法』より抜粋
作:昌和ロビンソン
作:昌和ロビンソン