近いうちに「アニマルえんじぇる」ムーブメントが起きることだろう。
今回は、そんな「アニマルえんじぇる」の話題になります。
これが「アニマルえんじぇる」の第1弾、シリーズの主人公的な役割を持つ「ホワイト・ランプ」。
ファンシー過ぎないキャラクターというコンセプトのもと、ホワイト・ランプは「人間達に幸せを届ける仕事をしながらも、日々、切なさを感じている」という設定がつけられた。
そして『これまで沢山の幸せを届けてきたけど、ぼくに幸せを届けてくれるのは誰なんだろう?』というフレーズがキャッチコピーに使われた。
しかし、発売当初は、それほど大きな反響はなかった。
そんなホワイト・ランプが、人気キャラクターとなるきっかけになったイラストがこちら。
キャラクターデザイン兼企画担当の竹下るる氏は、このイラストを、パッケージデザインの関係で配色などをモノトーン調にしたホワイト・ランプ、として描いた。
しかし、垂れている耳やランプを持つ手の違いから、ファンの間で別のキャラクターとして認識される。
それからしばらくすると、アルピニア内の総合掲示板「ホウセンカ」に、あるファンの少女が書いたホワイト・ランプと新たなキャラクターの小説が投稿された。
彼女が書いた切なくも美しいストーリーは、瞬く間に、多くの少女達の心を掴み、間もなく様々な二次創作が生み出された。
当時のことを、竹下るる氏は「驚くよりも、まず感心しました。彼女たちが生み出したストーリーは、感性豊かで、繊細で、切ない。そして自分が考えていたホワイト・ランプよりもホワイト・ランプだったんです」と笑顔で語る。
彼女たちの思いに応えたいと考えた竹下るる氏は、ホウセンカに投稿された数々の小説を読んで、シリーズでも代表的なイラストとなる、この作品を描き上げる。
* 新しいキャラクターの名前も、自然発生的に付けられていた「ナイト」という名称を起用した。
このイラストにより、ホワイト・ランプとナイトは、さらにファンの心を掴み、今日の「アニマルえんじぇる」の人気へとつながる。
──すいそう出版『キャライフ 8月号』より抜粋
絵:ハッピーイエローダイヤモンド
文:昌和ロビンソン


